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「小学校英語」は即刻中止したほうがいいか?!  アンケート12月7日現在

全国1704校の現役中学校英語教師に聞きました!

 

の巻 317校のなま声広場

 

違うからおもしろいあなたの異見。くちぐせ先生の多様性!!まだ声に出してない先生方の“なま声”お待ちしています…!!  勇気を出して、元気を出して、名前を出して、声に出す!! お願いしま~す。

 

  「永久停止組」48校/317校 無免許運転永久追放

〈視点・論点〉

現在の小学校英語は、無免許運転を勧めているようなもの!犯罪にも等しい――という。

同時に、英語より母語の教育の重要性を強く訴える。

金子コメント→確かに無免許運転は犯罪。これは問題外。但し、免許を持った人による適切な指導なら母国語の成長にも有益。外国語との接点なくして現在の日本語は無い。

現在の小学校英語は、無免許運転を勧めているようなもの!犯罪にも等しい――という。

同時に、英語より母語の教育の重要性を強く訴える。

金子コメント→確かに無免許運転は犯罪。これは問題外。但し、免許を持った人による適切な指導なら母国語の成長にも有益。外国語との接点なくして現在の日本語は無い。

 

「絶対継続組」85/317

〈視点・論点〉

とにかく続行!絶対続行。小学校英語なしに、日本の英語の未来はない。

―やってみれば楽しさが分かる!―問題点はやりながら治していこう!

金子コメント→結果を出すにはピアノもゴルフも絶対に早期!!―と言う。停止組とはまったく議論が噛み合わない?なんとか共感点を探したいが…卓球の愛ちゃんや、ゴルフの遼くんを例に出した問答無用。継続にも色々と条件があって迷っている先生もいる。

 

「一時停止組」153/317

〈視点・論点〉

違法な無免許運転を取り締まる程度では、現状の犯罪的教育は止まらない。只今、大事故続発中!中学校教師も小学校教師もお互いに徹底トレーニング!! 条件整備をしてから出直そう!!

このままでは、何だか恥ずかしい…。

金子コメント→「恥ずかしい」と言われると一言も無い。


 「地域社会優先組!」13/317校 自治体と学校が決断。

〈視点・論点〉

競争の名の下に、地域がバラバラになることは避けたい!

未来を託す子供達のコミュニティーを崩壊させないことが最優先。地域と学校が一つになって歩む。

金子コメント→少数派だが、義務教育にとっては最重要ポイントかもしれない。

 

 「ハムレット組」18/317  考えれば考えるほど分からなくなる…

〈視点・論点〉

ハムレット先生に全員がハッピーになる妙案をお願いすると…

まずは地域を崩さないこと。それから、専門の先生が担当すること。

カタカナ読みと決別し、中学11学期と連携をとること。そして国語力の育成につながるよう配慮して、義務教育であることを忘れずに実行すること――!!という話になりましたが、そんな魔法のようなことできるか疑問???マジックじゃあるまいし…

金子コメント→ ???????全国からマジシャン募集中!

起きていることはすべて正しい

(勝間和代著/ダイヤモンド社)

 

起きていることはすべて正しい・勝間和代著・ダイヤモンド社

勝間和代さんが発見した法則に則って、小学校英語問題を考えてみました。

今起こっていることすべて肯定しながら、“自分の思い”を言語化することが大切――。モヤモヤと頭の中にあることを言語化することによって、自身の国語力を高めると同時に、世界のすべての言語への尊敬の念を高めることもできます。ケンケンガクガクのCOP15の議論も決して無駄ではないし、小学校英語の議論も又、言葉を大切にする一歩だと考えたい。誰が正しい――ではなくて、“みんな正しい!”と心の中でつぶやいてみる。
今、起きていることはすべて正しいのだから………

 

さて、あなたは何組ですか?
自分の思いを言語化するゲームにご参加ください!これこそが私たちが英語文化圏から学習していることかもしれません――

2009年12月21日
ハムレット金子からの手紙

 

 

 

「小学校英語の問題」が、なぜ「中学校英語の問題」なのか?
「かけ算九九のように――!」とは、そもそもどういう意味か?
    金子詔一

一番重要なポイントは、かけ算九九の場合は、「国民の常識」になっているという事。「常識」とは、国民全体の共通認識となっている共有財産。従って、現在のように、意見が多極化している状態は、未だ常識になっていないということになる。「義務教育」とは、まさに、この国民的な共通基盤を作るためのものであり、納税と同様、「義務」として、“時間”と“学習能力”を国家に捧げる仕組みだと思う。水道や下水道と同様、「共通基盤」を作るためのものだと、覚悟を決めたい。 現在の混乱は、「義務教育」の、この基本的役割を忘れた結果です。 数学者広中平祐博士は、この点を突いて、まるでかけ算の九九のように――という私達のムーブメントをサポートしてくださったが――“かけ算の九九”をかつて日本の国民的共有財産とした諸先輩の知恵と実行力に改めて頭が下がる。 今回の小学校英語問題の集計を見ても、日本が大分解の方向に歩んでいることがよく分かる。常識を作るはずの「義務教育」の場で、すでに多極化が起こっていることは明白です。 You’re O.K. I’m O.K.――まずは人と違ってもいいから、自由に意見を述べながら、やがて一つの一致点を見出したい!!! 「正しい答え」ではなく、「いい答え」を探すため、まずは声に出して下さい! 2072校の中学校現場の声を、文部省と国会議員、及び自治体の長にお届けします。